普及活動について

万作の会では、能楽堂での公演以外にも、狂言・能の普及のためさまざまな公演をおこなっております。
主には下記のような形ですが、会場設備・ご予算等、ご希望を伺いながら出演者・出演人数や曲目・内容を応相談とさせて頂いております。
詳しくは下記・万作の会までお問合せ下さいませ。

解説付の狂言公演

狂言師が狂言と上演演目の見どころについてお話する「解説」と、狂言2~3番で、約90分~120分のプログラム。
全国津々浦々のホール・劇場等施設で開催されている公演形態です。
ホール・劇場等の事業としてはもちろん、学校・企業・鑑賞団体等で主催される公演も承っております。

体験型のワークショップ公演

参加者が狂言師の指導のもと、狂言のセリフや所作(動き)を体験する「ワークショップ」を中心に、
狂言鑑賞を組み合わせるなどした、約60分~90分のプログラム。
近年増えているのがこのかたちでの公演です。
ホール・劇場のほか、公民館などの講義室や学校の体育館で、授業に近いより身近な形でも開催しております。

狂言ワークショップについて 
野村 萬斎

狂言ワークショップについて
野村 萬斎

「万作の会」で近年取り組んでいる仕事の一つに、「狂言ワークショップ」があります。
これは、600年の歴史を経て洗練されてきた古典芸能「狂言」を、皆様に舞台鑑賞や知識として
理解して頂くだけでなく、本質的に表現することの楽しさを、狂言のやり方で啓発することを目的としています。

現代に生きる我々は、世間に溢れる刺激的な情報に慣れる一方で、
生活のなかで自らの感情や感覚を豊かに表現し、発散する機会に乏しいように思います。
そこで、狂言を通して、表現すること自体の楽しさを感じて欲しいのです。
自己を表現し、他者を楽しませることができた時の達成感、満足感はまた格別です。
ぜひ多くの方に味わって頂きたいと存じます。

お問合せ 万作の会
TEL:03-5981-9778
FAX:03-5981-9789
(平日11時~17時受付)

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